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Ruby

rbenv で ruby を管理する

Ruby をバージョンごと、あるいはプロジェクトごとに管理するためのツールである rbenv の導入手順メモ

rbenv をインストールする

homebrew の update

$ brew update
Updated Homebrew from b369c25 to c0fae05.
...

rbenv と ruby-build のインストール

rbenv と同時に ruby-build もインストールする

ruby-buildrbenv のプラグインで rbenv install コマンドを提供する

$ brew install rbenv ruby-build
==> Installing dependencies for rbenv: autoconf, pkg-config, openssl, ruby-build
...

rbenv init

$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile

rbenv init - でやっていることは以下の通り

$ rbenv init -
export PATH="/Your/Home/Directory/.rbenv/shims:${PATH}"
export RBENV_SHELL=bash
source '/usr/local/Cellar/rbenv/1.0.0/libexec/../completions/rbenv.bash'
command rbenv rehash 2>/dev/null
rbenv() {
  local command
  command="$1"
  if [ "$#" -gt 0 ]; then
    shift
  fi

  case "$command" in
  rehash|shell)
    eval "$(rbenv "sh-$command" "$@")";;
  *)
    command rbenv "$command" "$@";;
  esac
}

ruby のインストール

インストールできる ruby のバージョンを確認

$ rbenv install -l
Available versions:
  1.8.6-p383
  1.8.6-p420
  1.8.7-p249
...

バージョン 2.2.0 をインストールする

$ rbenv install 2.2.0
Downloading ruby-2.2.0.tar.bz2...
-> https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.2/ruby-2.2.0.tar.bz2
Installing ruby-2.2.0...
...

インストールされたバージョンを確認

$ rbenv versions
* system (set by /My/Home/Directory/.rbenv/version)
  2.2.0

使用する ruby を設定

$ rbenv global 2.2.0
$ rbenv versions
  system
* 2.2.0 (set by /My/Home/Directory/.rbenv/version)

ブログを管理しているディレクトリは system ruby にしておく

$ cd git/blog/
$ rbenv local system
$ rbenv versions
* system (set by /My/Home/Directory/git/blog/.ruby-version)
  2.2.0
$ cd
$ rbenv versions
  system
* 2.2.0 (set by /My/Home/Directory/.rbenv/version)

参照

Ruby on Railsで初めてアプリを作ってみる #1 -railsのセットアップ-

Ruby on Railsで初めてアプリを作ってみます。 今回はRailsの立ち上がりを確認するところまで。

アプリのセットアップ(rails new)

railsのアプリ作成は rails new コマンドで始まる。

$ mkdir rails_projects
$ cd rails_projects

今回のアプリ作成の為にディレクトリを作成し、早速コマンドを実行。

$ rails new first_app
...
An error occurred while installing sqlite3 (1.3.10), and Bundler cannot continue.
...

いくつかのディレクトリやファイルが作成されるが、最後にこのようなエラーが出てbundle失敗。 そこでGemfileを編集してbundleをやり直す。

$ cd first_app/

Gemfileを編集。内容はRuby on Rails #Bundlerを参照。

$ bundle update
...
Building native extensions.  This could take a while...
ERROR:  Error installing sqlite3:
    ERROR: Failed to build gem native extension.

    /home/sojiro/.rvm/rubies/ruby-2.0.0-p594/bin/ruby extconf.rb
checking for sqlite3.h... no
sqlite3.h is missing. Try 'port install sqlite3 +universal'
or 'yum install sqlite-devel' and check your shared library search path (the
location where your sqlite3 shared library is located).
*** extconf.rb failed ***
Could not create Makefile due to some reason, probably lack of necessary
libraries and/or headers.  Check the mkmf.log file for more details.  You may
need configuration options.
...

またも失敗。よく見るとsqlite-develが足りていないらしい

$ sudo yum install sqlite-devel

sqlite-develをインストール後再度bundleによるgemのインストールを試みる

$ bundle update
Installing sqlite3 1.3.8
Installing turbolinks 1.1.1
Installing uglifier 2.1.1
Your bundle is updated!
$ bundle install
Your bundle is complete!
Use `bundle show [gemname]` to see where a bundled gem is installed.

インストール成功。

サーバーの立ち上げ(rails server)

ローカルでrailsを立ち上げるコマンド rails server を実行。

$ rails server
...
Could not find a JavaScript runtime. See https://github.com/sstephenson/execjs for a list of available runtimes. (ExecJS::RuntimeUnavailable)
...

Node.jsのインストール

rails server コマンド実行でエラーが出てしまう。JavaScript runtimeがインストールされていないことが原因のよう。メッセージ通り https://github.com/sstephenson/execjs に行ってみるとJavaScript runtimeとしてNode.jsが有効と書いてあるのでNode.jsをインストールする。

$ sudo rpm -ivh http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
$ sudo yum install nodejs npm --enablerepo=epel

今回はyumでインストールした。そして再度 rails server

$ rails server
=> Booting WEBrick
=> Rails 4.0.5 application starting in development on http://0.0.0.0:3000
=> Run `rails server -h` for more startup options
=> Ctrl-C to shutdown server

ローカルでサーバーが立ち上がる。 今回はAWS上で作業しているので、AWS該当インスタンスのSecurity Groupで3000番portを空ける。

http://xx.xxx.xxx.xxx:3000

にブラウザでアクセスして以下の画面が見えればOK

{% img /images/rails/rails_starting.png %}

GitHubに上げておく

$ git init
$ git remote add origin https://github.com/sojiro14/first_app.git

GitHubでリポジトリ作成

$ git add .
$ git commit -m 'Initialize repository'
$ git push -u origin master

参照

LinuxにRuby on Railsをインストールする

Ruby on Railsを使ってみたいと思い、AWSにインストールした手順。

Ruby version 2.0.0 を RVMを使ってインストール

Linuxに最新のRubyをインストールするを参照

gemsetの作成

Rubyをインストールしたら、Railsのアプリケーションを実行するために必要な他のソフトウェア向けにシステムを構成する必要があります。通常、これはgemのインストールに関連します。gemとは自己完結型のRubyコードのパッケージです。バージョン番号の異なるgem同士がコンフリクトすることがあるため、一連のgemを自己完結的にまとめたgemsetというものを作成してバージョンを使い分けるのが便利です。 (引用: Ruby on Rails チュートリアル

以下のコマンドでgemsetを作成する。

$ rvm use 2.0.0@railstutorial_rails_4_0 --create --default

上のコマンドを実行すると、Ruby 2.0.0に関連付けられたrailstutorial_rails_4_0というgemsetを作成し (--create)、その場でgemsetを有効にし (use)、gemsetをデフォルトに設定 (--default) します。これにより、ターミナルウィンドウを開いたときに2.0.0@railstutorial_rails_4_0というRubyとgemsetの組み合わせが常に選択されるようになります。 (引用: Ruby on Rails チュートリアル

RubyGemsのインストール

AWSには始めからgemがインストールされていて、PATHは以下。

$ which gem
/usr/bin/gem

RVMでRubyをインストールするとPATHが上書きされる。

$ which gem
~/.rvm/rubies/ruby-2.0.0-p594/bin/gem

今回はチュートリアルに合わせてgemのバージョンを更新する

$ gem update --system 2.0.3

gemの設定ファイルである .gemrc に自動生成されるドキュメントである rirdoc の自動生成を抑制する設定をする

$ vim .gemrc
$ cat .gemrc
install: --no-rdoc --no-ri
update:  --no-rdoc --no-ri

Railsをインストールする

いよいよRailsをインストールする

$ gem install rails --version 4.0.5

インストール完了。 以下のコマンドで確認する

$ rails -v
Rails 4.0.5

Railsがインストールされたことを確認できた

参照

Ruby on Rails チュートリアル

Linuxに最新のRubyをインストールする

Ruby on Railsを使ってみたいと思い、調べてみるとRails4ではRubyのバージョンは1.9以降が必須のようである。

自分がさくらで借りているサーバーではRubyのバージョンが1.8.7だったのでこれを新しくしてみた。

RVMのインストール

新しいRubyをインストールする前にRVM(Ruby Version Manager)をインストールする。これはRubyをバージョンごとに管理するツール

$ curl -L https://get.rvm.io | bash -s

このコマンドで自分のホームディレクトリ以下に .rvm/ が作られ、ここにRVMがインストールされる。

そして .profile .bashrc .zshrc にPATHを通す記述が追加される。

また、 .bash_profile .zlogin にRVMをロードする記述が追加される。

RVMのインストールが完了したらロードする。ここではbashを使っているので以下のようにする。

$ source .bash_profile

Rubyのインストール

さくらのレンタルサーバーでの失敗

まずはRubyのインストールに必要なパーツを調べ、無ければインストールする。 以下のコマンドで必要なものをピックアップしインストールまで行ってくれる。

$ rvm requirements
/your/home/directry/.rvm/scripts/functions/support: line 314: rvm_debug: command not found
Checking requirements for freebsd.
Installing requirements for freebsd.
Updating system.
Installing required packages: automake, bison, readline, libyaml...
Error running 'requirements_freebsd_libs_install automake bison readline libyaml',

ここでErrorが発生。内容は必要なパッケージがインストールできなかったということ。 そこでFreeBSDのパッケージ管理コマンドである pkg コマンドを使ってインストールを試みる。

が、サーバーの設定的に自分でパッケージを追加することができなかったのでさくらのサーバーを断念してAWSに移行した。

AWSに移行

AWSに移行して $ rvm requirements までを実行する。(AWSは始めからRubyのバージョンが2.0.0だったが構わず実行) ここでも $ rvm requirements が転ける。

そこで今度はCentOSだったので yum を使ってインストールを試みる。以下のコマンドは $ rvm requirements が教えてくれる。Errorの原因が sudo で実行していなかったことなので sudo 付きで実行する。

sudo yum install -y patch libyaml-devel libffi-devel glibc-headers autoconf gcc-c++ glibc-devel patch readline-devel zlib-devel openssl-devel automake libtool bison

これで成功。

$ rvm requirements
Checking requirements for amazon.
Requirements installation successful.

$ rvm requirementsも成功。

このサーバーではすでにバージョン2.0.0のRubyがインストールされていたが、RVMの配下に新たにバージョン2.0.0のRubyをインストールする。

$ rvm install 2.0.0 --with-openssl-dir=$HOME/.rvm/usr

インストール完了。

参考

Ruby on Rails チュートリアル